私たち府中地域協議会は、10月からはじまった「プラスチックごみの分別収集について」の調査活動報告を発表をしました。
府中市が取り組む「ごみ1万トン減量作戦」の現状、オレンジBOXアンケート調査活動から見えたこと、府中リサイクルプラザ見学会についての報告です。
ごみ減量について、私たちの活動の中から見えてきたことは
1. 分別を進めていくためには、分別のルールのわかりやすさが不可欠である。
2. ボックス回収の利便性とごみ削減は両立しない
3. リサイクルの推進も、ごみ減量の決め手にはならない
4. 市民はごみの処理にかかるコストについて、知らされていないので、あまり意識をしていない
ということです。この結果をもとに府中地域協議会では、さらにごみ減量について活動を進めていきたいと思います。
ところで、府中市の廃棄物減量等推進委員会からの答申には、有料化やダストボックス廃止、戸別収集方法などを視野に入れて検討する必要があるとの報告もありました。それほどに、今、府中市民にとって、ゴミ対策は待ったなしの最重要課題です。そのことを市民ひとりひとりが実感できるような情報と説明が市から十分にされていないことにもどかしさを感じています。
今日の各地域協議会の皆さんが発表された調査・活動報告は、地域の中の実態と課題がとてもよく表現されていて、『一人ひとりが考え行動していたことが、みんなで力を合わせて活動することによって、こんな大きな発見と成果につながる。』ことを実感しました。市民参加のまちづくりは、私たちの暮らしの問題を解決するために始まった代理人運動の原点です。今日、集まった多摩地域の生活者ネットワーク代理人予定候補のみなさんの力強いメッセージを聞きながら、私は、改めて、府中・生活者ネットの仲間とともに、そして私たちの政策に共感してくださる市民の皆さんとともに、市民の声と活動を府中市の施策決定に生かしていきたいと強くおもいました。