学校給食センター基本計画(案)大規模一極集中化、工事費50億円
11月16日の文教委員協議会に示された「学校給食センター基本計画」(案)のパブリックコメントが現在実施されている。(12月20日(金曜日)までに必着のこと)子どもたちの大事な給食です。疑問な点はどんどん声を上げましょう。
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/shisei/kekaku/kihonkeikaku20131118/files/kyusyokukihonkousou.H251118.pdf 「学校給食センター基本計画」(案)
市内3校の自校式給食をすべて廃止し、一度に2万2千食を作ることができる大規模な学校給食センターを朝日町の調布基地跡地内に作る計画を示したものである。この計画内容については、一極大規模集中化を進める考えを示した『基本構想』(案)が示されたときから、いやそれ以前の新町自校方式を廃止する際、さらに、自校式給食の調理の民間委託の際から、生活者ネットワークはこれらの流れに対し反対を主張してきた。
学校給食センター施設整備事業費として、工事費約50億円には、用地取得費、インフラ整備費、主要厨房機器リース費、消費税額分は含まれていない。「基本計画」(案)には、用地取得費、管理運営費、人件費などの概算も示されていない。
本日の基地対策特別委員会での報告として、用地取得については具体的に都との交渉の動きが始まることが明らかになった。H26年度の予算案で示される予定で進んでいる。H29年度2学期から供用開始予定。
学校内での学びの場で自分たちの給食がどのように作られているのか、その感覚すら日常生活の中で見たり感じたりすることができない大規模センター化では、食育の推進と言いながらまったく逆行している施策の展開といわざるを得ない。