府中市内東府中駅の北側に80M程の小さな山がある。この山は、地域の「浅間山自然保護会」の方々が、守りとおしてきた場所だ。元会長ご夫婦といっしょに歩く。昼食をとりながら、あたりの新緑とやわらかな風がほほを撫でる。その時、オオルリ?が遠くの枝にとまるのが見えた。腹が白く、背が青い。野鳥の会の方々が、探し歩いていた。
ちょっと横道に目をやると、紫色の植物を見る。「筆」型のつぼみを見つけたリンドウ。たくさんの「こなら」からも目が出ていた。
地域の小学校や自治会とも連携しながら、自然を残してきたこの浅間山。いつ行っても新鮮で、季節ごと味わいが違う。今日は、白たんぽぽも美しく咲いているのが見られた。昨日までの雨で、おみたらしには湧き水が流れていた。
自然の中で、人は生かされている。「土、水、空気、みんなにんげんがつくったものじゃあないんだよなあ。」相田みつをさんの詩を思い出しながらリフレッシュできた一日でした。