卒業式

京王線の斜面に菜の花がいっぱい

体育館前の桜の下で

中学校の第56回の卒業式に列席をした。3年生・217名の卒業だ。

一人ひとりに卒業証書が授与された後、学校長式辞では、「生きている動物や植物のいのちの恩恵を受けて私たちは生きていることを実感してほしい。当たり前のように不自由なく暮らしている背景にはいろいろな人たちが関わっていること。そのことを当たり前のことと思わずに感謝する気持ちを忘れないでください。」 そして、ある生徒の作文が紹介された。友達同士の中で高め合うことができた3年間の学校での話であった。PTA会長も市長部局の担当者もこの中学校の卒業生である。地域で見守ってくれる人たちがたくさんいることを忘れないでほしいとあいさつの中で述べられた。

 大勢の拍手の中で卒業生が退場する際には、先頭にたつ学級担任の先生に保護者から花束が贈呈された。会場での先生への花束贈呈はあまり見ないがとても微笑ましい光景だった。

「大地讃頌」を含め計4曲の合唱があり、H24年度・全日本合唱コンクール全国大会で見事「金賞」受賞!の声を聞かせてもらった。のびのびと次のステップへと進む子どもたちへの花向けにと桜の花がグッと咲いた暖かい一日だった。