2015年統一地方選挙 市議選政策発表集会 東京・生活者ネットワーク
東京・生活者ネットワークは、今年6月から、2015年に行なわれる統一地方選挙に向けて基本政策作成のための議論を、4つの部会(福祉、女性、子ども、環境)と政策委員会を軸に進めてきた。その政策発表集会が10月25日に行われ、さらに地域ネットが擁立した各候補者から一人一言ずつ決意表明のアピールも行なわれた。
政策発表集会のはじめには、元我孫子市長、現在中央大学にかかわっておられる福島浩彦さんから「人口減少社会-自治の真価が問われる」についてお話しをいただいた。
日本が人口減少社会に進んでいくことは避けて通ることはできない。「産めよ、増やせよ」の時代から、確かに女性への強制につながる国の政策は少なくなったことは確かである。課題は多くあるが、一人ひとりの生き方が選択できる社会にはなってきた。これらは社会のひとつの進歩とは言えよう。少子化現象を食い止めるに戦後まもない時代の少子化対策にはもう後戻りさせてはならないし、できない。一人ひとりの幸せのために、豊かな人生を築くために、そのために女性が出産を自身で望もうとする社会を築くことができるのか、そのことがとても重要ではないか。
「公共施設のあり方」は、複合化も進めなければならない時代に来ており、民営化も必要、多機能化も求められる。どうやってこれらの「質」を上げていくのか、選択と集中でいかに新しい考えの元で再生していくのかが問われる。それを考え生み出していくのが生活者ネットワークではないだろうか!」と話される。
「一人ひとりの思いをいかに政策に結び付けていくか!」「国が決める政策に従うのか、地域から声をあげ、私たち一人ひとりがどのような社会を目指していくのか!」「目指す方向性を大勢の市民と一緒に議論してほしい!」と、私たち一人ひとりの胸に大きく響いたお話しでもあった。
2015年統一地方選挙政策はまもなく公表されます。東京・生活者ネットワークへ http://www.seikatsusha.tokyo/asada/