「市民が分析した府中市の財政」 財政白書づくりにかかわって

 

代表の甲田さんから府中の白書についてお話

府中の財政白書づくりにかかわって、「府中市市民提案型市民活動支援事業補助金」を活用し、白書ができたのが今年3月。私は、個人住民税収入の状況について、調布市、三鷹市、武蔵野市、立川市、多摩市、そして府中市の計6市のデータを集めることから始めた。グラフの作成についてはSさんが担当し、表をもとにチームで分析を進めた。今回の歳入編の白書づくり全体の作成には総勢18名の方たちがかかわった。

 立川市でもこれらの白書づくりの輪が広がっている。『我がまち立川市の財政を共に考えよう…』と「たちかわ市民交流大学」が主催し、大和田一紘先生をお呼びして学習会が開催された。私もこの学習会に参加させていただき、府中の財政白書も会場にて販売させていただいた。あらためて大和田先生の話しを聞くと、次回の決算審議に生かせそうな質問が浮かんでくる。夕張市と立川市を比較したデータが出され会場の方たちにも臨場感があったのではないでしょうか。立川市でも同生活者ネットワークの議員がかかわり市民の方々とともに進められている。立川市の第4次総合計画の策定に向けて、無作為抽出にて市民参加のまちづくりのための委員会が始まっているとのこと。これら数団体に声をかけ今回の学習会では約60名の参加があった。

 武蔵野市でも財政白書2の報告会が7月に行われる予定と聞く。白書を作ることに終始せず、継続した活動を通して次の歳出編に向けて、府中でも動き始めている。

 府中版財政白書(歳入編)の購入は、生活者ネットワークへお問い合わせください。京王線府中駅フロアーの書店でも販売しているとのことです。ぜひご覧の上、ご購入ください。