議案 府中市「市民協働都市宣言」の制定について
5月22日の厚生委員協議会に、報告事項として「市民協働の推進に関する基本方針」(案)の内容について示され、同時に、「市民協働都市宣言」(案)が出されました。「市民協働都市宣言」については、市長が方針内容等を検討する市民協働推進協議会に諮問した内容ではなく、協議会からの発議として検討が進められました。その後、庁内での職員検討会を経て、パブリックコメントが約1か月実施されましたが、宣言文案については市民からの意見はなしでした。
府中市市民協働都市宣言(案)
歴史と文化、豊かな自然にはぐくまれ、都市としての魅力や活力にあふれる、わたしたちまち府中。
わたしたちは、将来にわたってみんなが笑顔で暮らし、働き、学び、活動できるように、お互いの信頼関係のもとに協力し合い、支え合うまちをつくります。
そのために、わたしたちは、まちの主役として自らの役割を考え、できることから積極的にまちづくりに参加します。
そして、わたしたちは、ともに考え、汗を流し、一体となって地域課題の解決に取り組みます。
わたしたちは、洗練された輝き続けるまちへのさらなる飛躍を誓い、ここに府中市を「市民協働都市」とすることを宣言します。
上記の宣言内容が議案となり、6月6日の厚生委員会で諮ることになります。市民参加の市民協働推進協議会からの発議で宣言(案)が出されたことに関しては、自然な流れだと思いますが、時間的に短い期間での議論であり、基本方針や宣言内容を確実なものにするためには、さらに自治基本条例の制定などの流れを作っていく必要性があります。
6月16日の最終本会議で宣言についての議案が決議されます。