多摩地域における都市計画道路の次期事業化計画策定前に市民への説明と意見反映を求める
多摩地域における都市計画道路の次期「第四次事業化計画」が2016年度から始まります。東京都が施行する新たな優先整備方針の策定についてですが、近隣の小平市では、昨年、都市計画道路の計画案の見直しについて住民の意思を問う住民投票が行なわれ、道路建設のあり方やこれまでの住民との合意形成の方法の問題点が、今なお問われています。
東京都と28市町が共同で取り組むとされてきた都市計画道路整備事業は、現在、多摩地域における都市計画道路の整備方針「第三次事業化計画」(2006年度〜2015年度)に基づき、10年間で優先整備すべき道路が挙げられました。これらは、1960年代に都市計画決定された道路で、半世紀が経とうとする今に至っても、住民のまちづくりの視点においても見直しがされてきませんでした。
今年最初の第1定例議会での一般質問内容は、 現在進行中の「第三次事業化計画」の策定に至るまでの状況を聞き、府中市では、市民の意見をどのように反映した上で、今後「第四次事業化計画」の策定に望むのか、「第四次事業化計画」策定までのスケジュールについて、また、市民に対する説明や意見の反映をどのように行なうのか、その考え方を聞きます。市長からは、是非、経済状況や人口構成の変化に伴い、「これまでの道路整備方針に対して見直しなどの議論をすべき」について答弁をいただきたいと思っています。
一般質問は、18番目で二日目の2月26日(水)午後の予定です。