2012年度決算に反対

明日から「スポーツ祭東京2013」始まる

高野新市長就任初めての予算に対する決算審議を行った。市民との協働を進め、行財政改革にも取り組む新市長の刷新への意欲が期待されたが・・・

 東日本大震災の長引く影響や市税収入状況から見ても市民の所得状況が厳しさを増しており、扶助費など社会保障費が増大し過去最大919億7千万円の決算額でした。市民生活には必ずしも必要とは言えない、また根拠や妥当性が明確でない「郷土の森観光情報センター管理運営費」や「民間病院への耐震化費用の補助金」などが拠出されました。さらに駅周辺の公共施設のあり方についての結論も出されないまま府中駅南口再開発ビルの5・6階に市民活動推進拠点整備内容の策定が進み、2万2千食をまかなう大規模な一か所集中の学校給食センターの基本計画の策定も進みました。

 「市民協働」で公共施設のあり方など長期的に投資的経費のあり方を見直すこと、そして社会保障を充実させるための体制づくりを目指すべき年であったはずであり、市債(借金)が基金(貯金)を上回り大きく将来へ財政負担を課した決算の認定に反対をしました。