府中市成人式 実行委員会開催 「二十歳になった君へ」

「選挙の時期になると自分が通っていた学校が投票所となり、前日からその準備が行われていたことを思い出す。あれから数年たった今、自分は昨年の選挙で初めて同じ投票所に足を踏み入れた。自分の後ろには親子連れの子どもの姿が見えた。この子もやがては投票する時代が来る。」と、昨年初めて自分が選挙の投票に向き合ったことの経験を、成人の日記念「青年のつどい」実行委員会・委員長から挨拶の中で話してくれた。『選挙の投票』行動を通して自分の意思表示をすることを迫られたという表現の一つだと私は捉えた。「自分の一票で変わるのであれば投票に行きます。」という言葉を聞くが、それは逆に言うと一票では変わらないので行かないと言っていることに等しい。委員長は自分が投票に行くことの重みを会場の大勢の方に伝えたかった、そんな宣言と私は聞いた。

 雪の中ではあったが、2階席まで大勢の二十歳の方たちが入った。「再開お助けマップ」は、事前に出身学校や住所ごとに4つに場所を決めそこに行けば求める人に会うことができるしくみが今年作られていた。当日は大雪のため外での懇親ができないため、急きょエントランス内となった。こんなに人が集まるエントランスはないだろうとその中をかき分け、帰りは雪をかき分け歩いて帰宅した。

 府中の森芸術劇場の外では雪かき作業を担う多くの職員の方たちの姿が見られた。