12月議会 一般質問「男女共同参画のまちづくりを進め、災害時の体制の充実を求める」

第29回日本女性会議in仙台 復興に向けての提言

仕切り盤の設置は当然となってきた 避難所になる体育館にて

市では、あらたなメンバーで『府中市防災会議』がスタートします。現在は、26名中女性は1名で、男性が25名となっています。条例改正で学識経験者や自主防災組織の構成員が加わることから全体で女性の登用を少なくとも30%以上にしたいものです。地域防災計画の見直しに向けてこの会議が女性の視点を計画の中に入れるため重要な会議となります。

 また、見直しに向けて、3つの専門部会を設け、詳細な検討を図っています。この全部会で男女共同参画の視点を盛り込むためにも、2008年に旧市長に提出されている報告書(防災分野において必要な男女共同参画の新たな取り組み)を生かして、それぞれの分野に入れ込む作業も必要です。この報告書の提言がどのように生かされ、次の地域防災計画に反映されるのか、チェックするため今回質問をします。

 また、男女共同参画の推進の中核を担う「府中市女性センター」の災害時の位置づけについても日頃からどのように進めていくのか今回の計画の中に反映させなければなりません。防災訓練時などあらゆる場面で男女共同参画の視点を盛り込んでいくことが重要と考えます。防災教育をどの場面で行うのか、地域にある自主防災組織やコミュニティ協議会などでも研修内容として位置付けることができるのではないでしょうか。

 一般質問15番目で二日目の登壇となります。