「府中NPO・ボランティアまつり」にて
子どもたちが真剣に取り組む姿がたくさん見られた。なかでも、赤ちゃんの沐浴シーンで、真剣にお風呂にいれている男児を見かけた。人形とは言え、『ひと』として接している姿に感激をしたので、保護者にお断りをし撮らせていただく。以前、「あの時に体験しておくべきだった」と子どもを持った男性から言われたことがある。 ほ〜らね! 何事も体験が必要でしょ!! この男児は将来、どのような職業に就きたいと考えるのかな!
『ドナルド・マクドナルド・ハウスふちゅう』の活動について詳細を聞いた。医療が必要な20才までの子どもが入院中で、その保護者が寝泊まりできる宿舎を運営している公益財団法人である。都立多摩総合医療センターのすぐ北東にあるのは日本で第7号目で、近く9号目が名古屋にできるとのこと。アメリカが発祥の地であり、世界中に広がりフランスでも8号館あるそうだ。4週間は継続して泊まることができるが、その後の継続は2週間ごとになっている。100名以上のたくさんのボランティアがかかわっており、月に2回の夜勤をしているという男性から話しを聞いた。洗剤やシャンプー、お米、缶詰、府中市のゴミ袋などの物品(洋服は新品)の寄付も受け付けている。利用する方から「ハウス内は何でもそろっていて、食材やちょっと食べられるレロルト食品もあってすごくありがたい」とのこと。遠くから通うことなく保護者は安心して一泊1,000円で宿泊できる。一年半で700家族が利用されている。
『コミュニティビジネス』として活動しているNPO団体の理事長から話しを聞く。女性や障がい者が在宅でパソコン作業ができるよう企業と働き手をつなぐ役割を担っている。コーディネーターはほぼ無償に近い状態だが、必要な人とつなげたい一心の意気込みだ。人生相談や福祉とつなげることもあるなど内容は多岐にわたる。女性の起業支援にも携わるなど継続的に活動するための資金が必要と聞く。
何事も行ってみないとわからないことがたくさんあり、2日間のみであっという間に終わってしまう。日頃から生の団体紹介や交流ができるよう公が低家賃で場の提供ができないかと考える。