府中市企画 講演会「なぜ若者はひきこもってしまったのか!」
若者が元気に社会の中で生きられる社会づくりを目指すには、子どもから大人への成長段階で取り巻く大人がその人らしさを認め合うことができるかに関わってくると考える。家庭、保育所、幼稚園、学校教育、学童保育、高校教育、就職支援、職場などあらゆる場面で育ち合う関係性を築き合えるかだ。子どもや若者の問題ではなく、支える大人側の問題として捉えなければならない。今の社会が変わらなければその中で育つ子どもや若者世代は夢を持って生きることが困難なままの社会でしか生きることができない。教育環境や働き方も大きく関わってくる問題だ。
府中市子ども家庭部児童青少年課では、10月30日(火)午後
講演会「なぜ若者はひきこもってしまったのか!」を府中駅北第2庁舎にて80名定員で開催する。府中市若者の自立等支援体制整備事業として、今年度は昨年度より、予算額も増やし、相談内容があれば事前にFAX等で出してもらうなどのしくみを作り、そのことを多くの人達と共有することができる企画内容になっている。
市は、「今日、自立の支援を必要とする子どもや若者が増えている傾向にあります。私たちは、保護者や家族、地域の一員として何ができるでしょうか。希望学の研究者、全国各地でたくさんの若者の自立や保護者の相談に関わってきた講師と一緒に考えます。」と今回の企画や関係機関・団体を掲載するパンフレットを作成するなどして問題解決の糸口を図るとしているが、単に保護者だけで解決する問題ではなく、教育環境の改善や働き方などの社会全体のしくみを変えることも視野に入れみんなで一歩踏み込んだ講演会にしなければならないと考える。今回の企画は、講師や会場参加者の講演会の捉え方にもかかわるが私も参加して一緒に考えたい。
府中市企画 講演会「なぜ若者はひきこもってしまったのか!」市のHp
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/tanoshimu/ibento/kodomo/kouennkaiwakamono/index.html