府中市総合防災訓練3箇所で同時開催

今年は、本宿小学校、第一中学校、第三中学校の3箇所同時で訓練が行われた。私は、本宿小学校開催場に参加した。町会ごとに約300人の参加があり、実際に自衛隊が白米を炊き、PTA2種のおにぎりの炊き出しを行った。

 今年は、道路上の消火栓を開け、市民が放水する訓練を行ったのが特徴だ。都内では、狭隘道路も多くあることから、消防自動車が入ることができない消火先も多くあり、消火スタンド、ホース、バルブ開けを持って放水活動にかかることがあるとのことで、その実演となった。これまで消火栓を開けた市民は少ないだろう。市民が使えるようにすることが重要だとあらためて思う。消火栓がどこにあるのか身近なところで調べておこう! 訓練には河川水や用水を使って行うこともあるとのこと。プールなども含め身近な水場も気にかけておくことも大事だろう!

 体育館での避難所体験コーナーでは、ダンボールの仕切りと一人あたりの面積(畳半分)がわかるようにマットがひかれる。簡易トイレとプライベートテントも設置され、暗くてトイレができなかった体験者から「ランプが必要よ!」とすでに太陽光ランプも下げられていた。 市は各自で「最低3日分の非常食を備蓄しておこう!」と呼びかけている。