女川町の復興について

2012年度 厚生経済委員会視察 その④

向こうは水産加工場の復活を目指す
向こうは水産加工場の復活を目指す
女川町人口8,064人(一年前より2千人減)女川町面積65.8Km2は府中市の2.2倍 人口の1割が亡くなっている。津波の高さは15mで現在1m地盤沈下  

約2ヶ月前に来た時より、港側のがれきが少なくなっているようにみえた。沢沿いには奥までずっとがれき置き場である。海沿いに大きな水産加工場の建物一棟が3割くらい出来上がっていた。

横転した鉄筋コンクリートの建物2棟はそのままで、周りがきれいになくなったことから目立っていた。

視察当日早く着いたので30分女川町内の岬を走った。切り立った岩の海岸線にはところどころ狭い平地に漁村がある。そこのがれきはすべてキレイに片付けられていた。コンクリート岸壁は浸水していた。大きな牡蠣やバフンウニが見え、すばらしい透明度の高い海を久しぶりに見た。

三方が山に囲まれ、鳥のさえずりも聞こえ素晴らしい入江を見ることができた。途中林の中の学校の校庭に仮設住宅がみえた。素晴らしい環境の中で漁とともに暮らしていた人々の生活があったことを想像させていただいた。以前の暮らしにむけて復興されることを切に願います。