気仙沼市の沿岸部を通る 視察その⑤
気仙沼のフェリー船着場近くの復興商店街では、土地を提供してくれたおかげで店を出すことができたなどの話を聞く。夕食は復興食堂街でとる。3.11時には海沿いで火の手があがり一帯が見えなくなり、さらに高台にあがり眠れない一夜となったと聞く。魚市場や造船業など沿岸部が燃え、津波に加え火事が怖かったとのこと。市街地では山手にまで大型船が流れ着いてそのままの状態だった。気仙沼の津波は12mで、切り立った山を登りきるのは大変なことだっただろう。山から見下ろす市街地の復興はまだまだ続く。