「農あるまちづくり」や「地産地消」などと50年後も農地を残すと『府中市農業振興計画』では推進してきてはいるものの、農地として次の世代に引き継ぐための政策を国や東京都で打ち出さない限り、市内の農地は益々減り続け、後継者の高齢化も進んでいる。
学校給食に出荷する、府中駅前の農産物直売所で販売を進める、体験農場として生産緑地を残すことが主流となる。市では生産緑地を買い戻せるしくみを作っているが、それでも宅地化が進むいっぽうだ。現在耕作面積154ha,農業従事者1,024人、農家戸数470戸、平均年齢65才。相続税の問題は以前から改善されていない。市場に出せる量を確保できないこと、学校給食センターに出せるだけの量が見込めない場合にも、作った農産物の販路を広げるしくみも必要。
今日の見学先は次の通りです。
①市川農園にて夏野菜(きゅうりとなす)の収穫体験
②松村農園にて梨の果実の栽培見学ととうもろこしの収穫体験
③本宿小学校学童農園 学校の食育推進と給食センターへの納入
④小牧農園にて体験農園の様子
夕方から懇親会があり、トマト、きゅうり、枝豆、ブルーペリーの取りたてをおいしくいただき、生産者の皆様ありがとうございました。