「多摩川由来の崖線(立川崖線)の緑を考えるシンポジウム」に参加して

立川段丘と崖線の歴史と文化を学ぶ

立川崖線約40㎞(西府崖線を含む)の保全をテーマとした「多摩川由来の崖線の緑を考えるシンポジウム」が立川市内で行われ、西府崖線保全チームメンバー5名で参加した。午後からは立川崖線上の立川駅周辺から国立市城山までの約4kmを歩く『崖線ウオークラリー』にも挑戦した。この企画は東京都がH22年に発足させた『多摩川由来の崖線の緑を保全する協議会』が主催し8市(青梅市、羽村市、福生市、昭島市、立川市、国立市、府中市、調布市)との連携により開催の運びとなった。午前中の基調講演は東京農工大学名誉教授・亀山章氏より関東平野の地形から立川段丘の歴史・文化について、その後のシンポジウムではこのエリアの自然を守るいくつかの市民活動団体の紹介もあり東京都環境学習リーダー養成講座を受け小学校の環境学習に携わってきた環境カウンセラーや20年前から続けてこられた玉川上水の自然環境保全活動の代表などから報告があり、私たちは大いに刺激を受けた。一日中降り続いた雨にもかかわらず立川崖線の話題にどっぷりつかった充実した一日を過ごした。