生活者ネットワークの役割とは・・・

議会と地域活動をつなぐ

一人ひとりのつぶやきを集め、それを一般化すること、さらにそこから政策提案につなげることが生活者ネットワークの役割であることを共有した。今日、統一地方選挙後、東京全体の各自治体の生活者ネットワークの運営メンバー、議員らが一同に集まった。

市民発の政策をすすめるためには、まずは、現状を知るために市の施策の出前講座の開催、アンケートでの意識調査、ワークショップ形式での議論形成、実行可能かどうか行動してみること、具体的に予算提案につなげることなどが挙げられる。大勢で課題解決を図ることが、市民力・地域力の醸成へと向かう。議会だけで、机上の議論をしても「絵に描いた餅」になってしまう。そのためにも大事な視点である。

今日は、テーマを防災とし、次の点について意見を出し合った。
① 避難場所について
② 水と食糧について
③ 子ども・妊産婦・障がい者・高齢者について
④ 緑・空間・道路などの都市計画について など

今回の災害から学んだことを地域防災計画に盛り込む内容について意見を出し合った。避難所運営マニュアルの策定、地域防災組織づくりと自主防災倉庫の点検、情報弱者・災害弱者の位置づけ、個人情報保護に人命優先の視点、企業・大学などとの連携、新エネルギーをすすめるための条例制定、基準値の考え方を学び改善することなどである。

これらのことを進めるためにも、府中生活者ネットワークでも、現状を把握し、市民の皆様といっしょに考え、市民発の提案ができるよう災害時の対策の構築を図っていきます。今後の企画にどうぞご参加ください。内容は電話で問い合わせください。