入って直ぐの所に、大きな砂場があり、周りを木製すのこで区切っている。無料で遊べる砂場公園。平日の午後この日は、5組くらいの親子がいた。足洗い場がすぐ脇にあり、車椅子対応砂場もあり。コンパクトなプラネタリウム(コニカミノルタ製)があり、星座の勉強。体験しながら科学を学ぶ場所が広く多彩にあり、一つずつ遊ぶと半日は軽くかかりそう。理科の授業に使われることもあり、その場合先生は館内の方。工作機が数人に一台ずつはあった。
総建設費:約42億円。一般財源から6,460万円。起債が約39億、補助金が、1億3千万円という代物。起債の内訳は、地域総合整備事業財政健全化地域再生債など。補助金は、釧路産炭地地域振興事業基盤整備補助、地域政策補助など。管理部門は、釧路市民文化振興財団 職員2、嘱託職員2。 事業部門は、NPO法人こども遊学館市民ステージ(市民準備組織から発展)職員4、嘱託7、臨時6 計21名とボランティア登録168人。当初委託料は、1億4,600万円 今年度は、1億2,950万円となっている。観覧料収入として、展示室とプラネタリウムで約2,200万円の収入。
理念は、「科学知識の普及啓発を図るとともに次代を担う子どもたちが、五感を通した遊び、学びの多くの体験から豊かな感性、創造力、知的好奇心を高め各世代の人々が子どもたちのために協働し、互いの交流を深め、地域文化の発展に寄与することを目的に建設された。」とある。
乳幼児期には、寒い時期にここにくれば充分体も動かすことができるだろう。砂場の広さは、土俵の2.5倍はありそう。大学生一般も来場できる。リピーターがいることで、来場者数は、年間10万5千人くらい。屋内遊戯施設とプラネタリウムそして体験型で科学等を学ぶことができる豪華な施設。寒冷地の子どもたちがおもいっきり遊学でき、地域にも溶け込んだ今後の施設運営に期待する。