身近な水環境全国一斉川調査に参加する。

自転車で移動しながら、多摩川沿いに4キロ・6地点での川調査

 朝9時半、多摩川左岸・稲城大橋下に自転車で集合。市内のかんきょうNPOのメンバー3名といっしょに今年も川調査を行った。当日は、晴天。気温は、この時間で24度、多摩川の水温は、20度。川の水をバケツに汲み、カプセル試薬に水を吸い込ませる。決められた時間約3分から5分(当日の気温で違う)置き、COD(化学的酸素要求量)を測る。サンプル色と見比べ汚濁数値を測定する。【左は、郷土の森南の大丸堰、向こうに見えるは、ごみ焼却場】

 最初の場所、北多摩1号水再生センター口下流は、CODが「8以上」であった。昨年は、「6」であった。連日の雨のせいだろうか。川底の丸石のまわりには、茶色の藻がついている。水は、透き通っているが、川底は汚れていた。対岸沿いにある南多摩水再生センターからの放流水も合わさるところである。

 さらに上流へと調査する。次の北多摩2号水再生センター口までの3箇所は、CODの数値が下がる。特に、東京多摩郵便支店南は、葦が背丈以上に伸びていて、湧き水も流れているせいか、COD「3」を測定した。昨年は、「0」でした。北多摩2号口の下流になると、COD「6」。昨年は、「3」。また、辺りには、野球ボール大の泡が所々に浮いている。後日センターに問い合わせたところ、界面活性成分生物由来の有機物とのこと。

 最後の地点・四谷クリーンセンター南(淺川との合流地点)では、外気温が28度となった。ここでは、COD「3」。昨年は、「2」。稚魚がたくさん泳いでいる。昨年は、川沿いにクレソンがたくさん花をつけていた場所である。

 全体的に、昨年よりCODの数値は上がっていた。雨が降り続いた後の全国一斉調査でした。