と声を寄せて頂き、府中市の地域包括支援センターが最近作成した、「マイセルフプラン作成について」を紹介しています。
マイセルフプランは介護保険をこれから受けようとされている方に介護保険のことをよく理解してもらおうと、そして、自分が日々どのように暮らしたいのか、自分でプランを立てることからサービスの組み立ては始まります。運動機能について、お口のこと、栄養について、人との交流についての4つの項目について説明され、一週間をどのように過ごしたいか、介護保険でできないことなどがわかりやすく示されています。
昨年4月から介護保険法改正にともない介護予防の視点からケアプランが実施されるようになりました。利用する方は、サービス内容が増えたり、減ったり、一割負担の介護用ベットが、全額負担になったりと困惑された方もいたのではないでしょうか。そして、介護に携わる事業者の方たちも、再度プランの建て直しや新たな契約書を取り交わすなど制度改定にともなって、通常の仕事以上に残業しなければ追いつかない状況ではなかったでしょうか。体を悪くしたケアマネージャーもいると聞きます。介護する側もされる側も心身ともに健康でなければ、『福祉』自体が向上できない、そして、後退してしまいます。
私たちは、住み慣れた地域で、住み慣れた家でその人らしく安心して暮らせる社会を目指して政策提案してきました。国から降りてくる制度と東京都と府中市で分担する介護保険制度、障害者自立支援法は、今後も府中市民にとって利用しやすい制度に、そして、高齢者施策、障害福祉施策ががっちりと組んでいかれなければ生活者にとってまったく暮らしにくい社会になってしまいます。先走りの制度改定は、介護する現場の人たちにも超負担感があることも知らせていきたいと思います。
私たちは、市民とともに福祉の街づくりをすすめていきます。