清掃活動から動植物の保存活動へ
4回目の崖線一斉清掃活動では、当日自治会の清掃と重なったこともあり、ゴミの量は以前より減っている。多摩川からの取水前で、用水路には水がない状態で中を歩いてゴミ拾いをする。普段ゴミ袋を持って歩くことがないがこの時間がとても有意義だと感じるとメンバーからの発言があった。タバコのポイ捨てが目に付き今回も夢中で一つ一つ拾う。
途中、湧水の脇の斜面でマダラチョウを見かける。20センチくらいのマムシを見かけたというメンバーもいた。皆でキツネノカミソリが自生する周辺の雑草の手入れをする。7月から8月にかけて淡いオレンジ色の花を咲かせる。木漏れ日の中で育つため、日光が当たりすぎると花の数が少なくなる。武蔵野の森の樹林地帯で自生する動植物がいることで、崖線をより豊かな森として位置づかせている。