私は、府中の在宅福祉NPOで10年間、地域で「たすけあいの輪を広げる活動」をしてきました。
産後のお母さんの家事援助や障がいをもつ子どもたちの学校の送り迎え、高齢の方のお出かけサポートなど、毎日の暮らしの中でちょっと困った時のサービスを提供する活動です。この活動にかかわってたくさんの方に出会う中で、地域ではたすけあいの輪があってこそ安心して暮らせるまちとなることを実感しています。「ひとりでかかえないで!」をモットーに、「人と人とがつながる」地域社会を目指して活動していきます。
1月14日(日)わくわくタイムの報告
わくわくタイムは、府中市議会の議会報告と私たちのまちづくりの活動報告、そして、参加した皆さんと地域で気になることなどを話し合う会です。今回は「だれもが安心して子育てができるまちづくり」をテーマに子どもたちを取り巻く環境整備ついて意見交換をしました。
府中市では、昨年10月、プラスチックのリサイクルをすすめるために不燃ごみの出し方が変わったことや二枚橋衛生組合が今年3月に閉鎖されることなどから、ごみ問題の関心は高く「リサイクルされるごみの行き先が市民にはわかりにくい」などの意見が出ました。リサイクルができるからとごみを出し続けていては、多くの税金が使われるばかりでリサイクル貧乏となってしまいます。リサイクルよりもごみの排出抑制が大切だということを参加した皆さんと一緒に確認しました。
子ども達を取り巻く環境整備について、参加された皆さんからは、
・ 中高生が放課後、スポーツや音楽を楽しむことができる居場所がほしい
・ 赤ちゃんをみるとかわいいと思うお年寄りは多いが、知り合う接点がない。
・ 親が就職活動をするときなど、不定期な用事ができたときの保育が近所にあればいいが。
などさまざまな思いが意見として出ました。
一人一人、普段考えていることが言葉になって意見として出て、話し合うことが新しい方向性をつくっていくのだ、と実感できるひとときでした。
私たちはさらに多くの市民の皆様に情報を届け、意見を聞き、調査をして、今回の皆さんの思いを府中市政への政策提案につなげていきます。