そして、4月22日、初めて挑戦した府中市議会議員選挙では、多くの方からご支持をいただきました。みなさまのご期待と信頼に応えられるよう、頑張っていきたいと思います。
街を歩いていると、いろいろな方から声をかけていただくことがありました。
以前、お出かけの時にサポートしたことがある視覚障がいの方から、「歩道に自転車がいっぱいで不安でしょうがない。」というお話を聞きました。現実には、家から一歩でたところから、地域は、安心して歩ける状況でしょうか。
人は、それぞれに、様々な障がいをもって暮らしています。いかなる障がいがあろうと、安心して、その人らしく暮らすことができる地域社会でしょうか。生きがいをもって暮らすことができる地域社会でしょうか。
これまでの10年間の現場では、赤ちゃんから障がいをもつ方、そして、高齢の方々と肌と肌で接する中、その方たちの抱える問題を解決するために一緒に考え、専門の窓口にも相談してきました。解決できたこともありますが、今ある福祉の制度やしくみでは解決できないことも多くありました。生活者にとって使いにくい制度を改めることも、つくっていくことも容易ではないことを実感してきました。
制度やしくみを変えたりつくったりするには、当事者の視点が欠かせません。この10年間の経験を生かして、これからは、府中市の制度やしくみを最終決定する議会の場で、代弁者となって発言をしていきます。多くの方に情報を届け、話し合いながら『みんなの府中』をつくって生きたいと思います。どうぞご意見をお寄せください。よろしくお願いします。