生ごみは、「ごみ」ではない!
残飯を食べてくれる「くうたくん」の実演講習会に参加して
非電解方式で残飯を発酵・分解処理する「くうたくん」を発明した、藤本さんの話を直接聞くことが出来た。容器の中で、竹チップと豚の消化酵素を合わせたものに、茶殻、野菜くずや沈殿油などを混ぜいれ、発酵させ分解するというもの。ごみ減量をさらに目指す多摩市では、この処理方法も市民ができる方法として推進している。委託先のNPOエコメッセ水・緑・木地・多摩店の方からの紹介で、実演講習会があることを知り参加した。私も時折、ブルーベリーや野菜のために、自宅内の地中に煮干がら、野菜くず、卵殻を埋め、堆肥化に努めているが、ベランダで堆肥化をすすめたい家庭にとっては、家族内で一緒に楽しみながら行うのもいいのではないかと思う。なぜ豚の酵素かという質問に藤本さんは、「豚は、人間と同じようなものを好むでしょ!」と実演しながらのご返答。水分調整がとても大事。素手でかき混ぜる藤本さんの手は、85才を思わせない美しい手。知恵を生かし、元気でいきいきとされているお姿と酵素の別なありがたさを感じた「減量のための生ごみ処理」学習会でした。