新年賀詞交歓会に出向く

2010年がスタート、今年もよろしくお願いします。

今年は、ルミエール府中で開催される。菅直人副総理、都議会議員、市議会議員、市長・副市長、農業委員会、教育委員会、選挙管理委員会、監査委員、社会福祉協議会、消防団、交通安全協会、防犯協会、災害防止協会、観光協会、商工会議所等の方々が参加している。コンベンションホール飛鳥はいっぱいとなった。

菅直人氏は、内需拡大は、フレックスに休暇をばらけることで進ませることができると、「労働のあり方」とそれに伴う「経済」を端的に述べていた。人が持つ力が生かされる働き方を進め、その上で、経済が回るしくみを生み出していこうという話と私は捉えた。

昨年も3万人を超える自殺者数、そして、年明けから首都交通機関が止まる事態が起きている。また、年末年始には、小田急線参宮橋駅そばの国立オリンピック記念青少年総合センターでは、住むところに困り、働きたくても職が見つからない833人が寝泊りしたと報道されている。最今の失業率は、労働者派遣法の改正で維持してきた数字だと思うと情けない。経済の落ち込みで、労働者がすぐに切り離しやすいしくみとなっている今の労働者派遣法について、早急な対応が必要である。

市政でも、これまで以上により生活実態にあった施策の展開と税の再配分見直しの必要性もさらにでてくる。市長は、今後の財政計画で、「市民サービスの維持はする」とさめた言い方をしている。「向上を目指す」と述べていないことは、経済の落ち込みによって、市民生活が変化することなど想定していない表れである。改めて気を引き締める一日であった。