府中市校庭の芝生化・モデル校の現状を見る

関心のある学校周辺の方たちといっしょに見学

昨年7月23・24日の両日で校庭に芝生が敷き込まれた。6月中旬から8月末まで、校庭は芝生化のためにお休み。土壌調査の上、下地を作り、スプリンクラー(コンピューター制御システム)を設置し、ティフトン芝(1ロール80センチ×10M)を敷く。二学期の始業式から使えるように工期が考えられた。全額東京都負担で約5,600万円。翌年度からの維持費には、約350万円の予算が付いている。(維持管理費は、東京都1/2負担)都は3年間のみの補助を予定。その間に専門家から追肥、散水、芝刈りと手入れ方法を学ぶことになる。

芝生管理担当の先生を中心にPTAで維持管理をすることが条件で都が初年度工事費等全額負担で行われる事業。「養生エリア」がコーンで囲まれている。使用頻度等で痛み具合は様々。芝刈り機で刈る前に石やガラスを取り除く作業が必要とボランティアを募っている。すでに100人くらいが参加されていると聞く。約4,300㎡いっぱいに緑色が鮮やかに広がっている。

子どもたちは手動の芝刈り機を使うことができる。裸足で楽しそうに駈けずり回っている姿は、以前では考えられなかったとのこと。芝生の生育等について「生活科」の授業にも利用されている。この秋にはトンボやバッタがいっぱい飛ぶと思われる。「芝生は生き物」だとあらためて認識した。