西府崖せん湧水調査 NPOかんきょう市民の会の活動より

二人一組で毎月湧水の吐水量を図る

朝9時の崖せん下の気温は、17.5℃。湧水付近は、14.5℃。音を立てて流れ落ちる吐水口の水量を図る。二人組み体制で、一人が吐水口に半筒状のシートをあてがい、3Lの水が溜まると合図をかける。もう一人は、時計の秒針を見て3L溜まる時間を計る。この作業を3回行い、今日は、3Lが7秒間でいっぱいになった。以前測った時の半分の時間でいっぱいになった。1秒間に500mlペットボトルがいっぱいになる勢いだ。水道の蛇口より多く出ている。連日の雨量がとても影響している。

沢ガニが6cmくらいに成長していた。はけ下の用水脇に緑の活動推進委員の方が、子どもたちと3月頃に「ほたるの幼虫」を放したと聞く。5月末頃の蒸し暑い夜に観察会を予定しているとのこと。動植物ときれいな水がある環境を次の世代といっしょに守っていくことはとても大事なことである。

五月の連休として最高の天候。ウグイスが鳴いている。午後は気温21度を超えた。