府中本町にて徳川家康の御殿跡とみられる遺構が発見される

5月15日の内覧会からの市の動き

武蔵国府の「国司の館(たち)」跡および徳川家康が建てた「府中御殿」跡が同じ場所で発見された。文化庁も歴史的な価値を認めており、(社)日本考古学協会も同様。土地所有者は、「第一三共ビジネスアソシエ株式会社」、埋蔵文化財調査は、共和開発株式会社。約7,800m2を9月末までの予定で調査がされる。

丸い石で囲った所は、家康が水を飲んだと言われている井戸。井戸を埋めた跡が残っている。埋めた土の質は、焼土といわれ赤色をしている。このあたりには、その当時鍛冶屋が存在していたとのこと。

このエリアを保存するために買い取ることができるとすれば、国指定とし、府中市の負担費用額は、10分の1の予定。すでに府中市の意向は関係者各位に示していると聞く。