「通う」ことを中心に、利用する方の状況により「訪問」することや短期間「宿泊」ができるなど一か所の事業所でパッケージ型のケアプランが作成できるというのが特徴。だれもが住み慣れた家で自立した日常生活を継続するための支援、そして、顔なじみの介護職員が様々な所にいることでさらに安心さを増すことにもつながる。認知症の方にとっては、特に人が変わることへの抵抗感がやわらぐことにつながるだろう。
しかしながら、このサービスには、利用者の介護度によって利用料金が違い、重度の方ばかりが利用すると採算が合うが、この事業のみでは運営が厳しいなどしくみと実態に限界となる部分があるなど、全国的にも急激には広がっていない。ようやく府中市内でも、社会福祉法人正吉福祉会「よつや正吉苑」がグループホームと一体型でこの9月にオープンする予定になっているのが現状である。(土地は、府中市から無償貸与です。)
白鳥さんから、マンション内で運営されている「調布市の小規模多機能ケアハウス絆」と施設内での運営をされている「複合介護施設・愉楽ケアセンターゆらく」の紹介をしていただくことになっている。地域に開かれた拠点にできるかが問われていると聞きます。是非いっしょに学習しませんか!