障がいを障がいとせず多くの人たちに見守られ成長できる環境をつくること

府中市肢体不自由児親の会の新年会に出席して

新年会の席で、「暖かくなったらヘルパーさんとふたりで外出できるよう、少しずつ子ども自身の時間を作ってやりたいと思っています」と、あるお母さんから話しをしていただきました。お子さんは大きくなり、自分で吸痰ができるようになりました。子ども自身が自分の意思を人に伝えることができるよう子育てをしてこられたお母さんからのつよいメッセージでもありました。

親なき後には兄弟姉妹が助け合って暮らしていかなければならない。そのためにも、いかに子ども自身が自立して生活ができるかを考え、今、親はなにをすればいいのか、そして、どのような支援があれば充実した生活が送れるのかをしっかりと捉え子育てをしてきたお母さんからの言葉です。

二人目の出産後からこのご家族と知り合い、このような機会にもお会いできること、また声をかけていただきうれしい思いです。もっともっと地域での支えあうしくみが広がることが必要と実感した日でもありました。