多摩川衛生組合の事件が組合発行広報誌「第21号」でようやく市民に詳細が知らさせる

2月20日、4市の市民にむけて新聞折り込みされる

多摩川衛生組合の管理者が昨年11月に変わりました。管理者は、狛江市、府中市、国立市、稲城市の4市が構成・運営しているため、各自治体の市長が選任される仕組みとなっている。前管理者の現稲城市長は引責をとり、狛江市長が新たに管理者に就任している。

2月20日に発行された『UP!たまがわニュース』で、事件のこれまでの経緯と報告が、4ページにわたって掲載された。これまでにない詳細な内容が報告された。『調査委員会報告書』資料がさらにホームページでも掲載されている。

新管理者あいさつとして、「職員等の意識改革につきましても、環境への十分な配慮、情報公開と説明責任、組合組織のあり方の改善、日の出町への思いを風化させないことなどを実施し、すすめ方を確認している」と書面で述べられている。一新できる体制づくりを求める。

多摩川衛生組合議会のメンバーも新認されている。プラスチックごみの焼却の問題にまでさかのぼって議論できる場になることも必要と考える。日本全体としても、燃やして終りとする「ごみ焼却処理のあり方」全体の問題まで今後議論が進むことが望まれる。