3月議会での一般質問

都市農業を守るために学校給食への府中産やさいの使用割合をふやす

学校給食で府中産のやさいを食べ続け使用割合を増やすためのさらなるしくみづくりは、「府中市農業振興計画」で示している『50年先にも府中市に農地、農業を残す』テーマにつながります。また、都市農業から学び食育推進教育の観点からもこのことは大変重要視されています。

学校給食センターへの府中産やさいの導入率は、現在7.7%で、H25年度までには11%以上としています。昨年9月には『学校給食センター出荷の会』を発足し、意欲ある農業者が増えつつありますが、一方で給食センターへのやさいの納入価格を見ると、府中市学校給食センターでは入札による低い価格の現状です。

農業者と協議の上納入価格を決定することを要望しましたが、市の農政担当は今後出荷農家に対してアンケートを実施し計画的な栽培の推進を図り使用割合を増やすとしています。

政策的に導入を進ませている日野市、武蔵野市や小平市では、農業者との協議で価格を決定している上に、導入割合アップの地産地消推進や納入配送料を市が負担する施策を広げています。