最終本会議場で「日の丸」が掲げられる

全会派の合意を得ることが前提 議長判断で掲揚

市議会議員選挙後の6月議会の最終本会議場で、日の丸の国旗が掲げられた。そのことに対して、生活者ネットワークを代表して本会議場で意見を言った。

日の丸国旗を議場に掲げることについての意見内容です。

「陳情が採択されたことは重く受け止めるべきと考えておりますが、採択にいたる議論の中では、代表者会議において全会派の合意を得ることが前提であったはずと、私たちは理解しております。去る6月15日付で、府中市議会議長名による「市議会の議場への国旗等の掲揚について」の書面を受け取りました。内容は、今定例会本会議中に国旗と市旗の両旗を掲げるということが記されておりました。この書面内容には、「掲揚の時期、方法等については議長に一任することとなった」と記載されていますが、6月6日の代表者会議では、あくまで検討資料としての内容について一任するということであり、再度各会派の意見を受けて、再協議するという申し合わせでありました。全会派の合意が得られたとは言えませんので、今最終本会議での国旗掲揚について異議を申し上げました。国旗掲揚の実施については再検討を求めます。以上」

共産党からも再検討を求める意見が上がるが、議長からは何もそれに対しての見解の答弁はなかった。