「都道府中3・4・3号線」都市計画道路計画予定地を歩く

四谷橋たもと付近から住吉町に向かう

東京都内そんなに急いでどこへ行く! 
この計画道路はH28年度までに着手することがH18年度に決まっている。府中市内の四谷から住吉町を抜け、矢崎町へと約4Kmもの長い都市計画道路が推進される。この計画道路は、生産緑地、住宅地、京王線上を渡り、準工業地域などを抜け、鎌倉街道、都営住宅北、住宅地と大変大がかりな工事である。(向こう側と手前がつながる予定)

道路幅20m〜36mと地域を分断する構造でもある。これまで、府中市は、この道路と並行して走る市道、多摩川沿いの道路を整備し拡張してきた。四谷大橋から是政橋に土手沿いをスムーズに走れる道路を完成させてきた。これらの道路が貫通できたことから果たしてこの都道が必要かどうか疑問である。

昨年度「府中市土地開発公社」で四谷三丁目の計画都道上にある1.500m2を約3億円で購入した。この土地を見学した後、鎌倉街道方面に歩いて向かう。鎌倉街道手前には、大きい工場があり、その工場の上を陸橋で渡す計画道路予定となっている。

閑静な住宅街を抜けるこの幅広い道路がこれからの都民・市民に必要かどうか、石田大橋や四谷大橋ができたことで車の流れが変わっていること、既存の道路を走っている車の台数が減っていることなど、しっかりと検証し、見直しを視野に入れることが必要だと考える。