今日の報道では、検査の隙間で、内部被ばくしている牛肉が府中で検出したことがわかった。学校給食担当副主幹に問い合わせると「府中の学校給食では現在牛肉は使用していない。H13年以降BSE問題で使用見合わせをしたあと、H20年に解除されたがその後も使用していない」とのことでした。
食肉としては、豚肉や鶏肉は使用している。7月の産地は、豚は青森、群馬、静岡、鳥はおもに山梨と岩手とのことでした。農林水産省の食品取扱いマニュアルに基づく結果を参考に業者と相談しながら扱っているとのことだが、家畜の内部被ばくの全量が把握できての流通かどうか、今回の報道のように全量の把握ができているとは思えない。
千葉県野田市や埼玉県川口市が被ばく量・年間1ミリシーベルト程の基準で子どもたちには対策をしていくと方向性を示している。国のあまいな基準の設定にとらわれることなく,子どもたちが毎日食べる学校給食の食材に責任を持って提供すべきと考える。