新市長の政策予算が3つ示される

6月補正予算審議から

6月の補正予算内容として、新市長の3つの政策提案がされた。その一つとして、行財政改革検討協議会(仮称)を9月から立ち上げます。学識経験者、会計専門職、財政関係市職員、市民1名の計5名で、市の財政について、経常収支比率が90%台となり、80%台を目指してきたにもかかわらず、余裕のない財政状況となってきているなど、今後の財政運営について専門職の意見を聴き協議するための予算額80万円が計上された。今年度のみの協議会で計8回開催する予定。H26年度からの新たな総合計画策定と連動させるとのことで、どのような協議がされるのか、今後議事録が公開される。

また、各文化センター11館にて、市長と市民が対話をするための集会がそれぞれに開催される予定。市民が市長に直接話せる場所を地域で設定することは非常に重要なことです。これは年間30万円の予算の事業です。

3つ目には、防災の充実として、小中学校の校庭に防災貯留槽の整備をさらに進めます。防災時にトイレとして使う貯留槽でマンホールに便器を設置し溜まればバキュームで取り除くというもの。また、押立の防災センターの老朽化が進み建替えを今年度進める。

3つの政策の合計は約2億円。今議会での提案はすべて今日の最終本会議で可決した。